サラウンド
Dolby Atmosを5.1chにダウンコンバートして聴く 去年の秋だか冬だかに10年近く使っていろいろ限界を越えはじめていたMac miniをM1チップ搭載の機種に買い替えたことで、Apple Musicをロスレス再生できるようになりました。 そうなると今度は24bit/48kHz以上…
1974年10月リリース、この記事に時間かかってるあいだに18年ぶりの新作リリースが発表されたJETHRO TULLの7枚目のアルバム。 各曲の要素の面では前作に詰め込まれていたものを引き継ぎつつ1曲につき3分から5分で各サイド5曲入りという標準的なフォーマットに…
1973年7月13日リリース。JETHRO TULLの6枚目のアルバム。 前作とおなじくアルバム1枚を通して1曲というスタイルで、前作ほど手厚くリスナーを導いてくれる構成ではないものの、より目まぐるしくより有機的な変化に富んだ楽曲展開とそれを裏付けるハードでテ…
1970年4月リリース、JETHRO TULLの3rdアルバム。 作曲と音作りがこれまでになく洗練され、ハード・ロック的な力強いギターリフやピアノも交えたこれまでより繊細なフォーク調のアンサンブルが登場するとともに、それらをバラバラに並べるのではなくひとつひ…
1972年3月リリース、JETHRO TULLの5枚目のアルバム。 各種シングル曲のフォーク調で親しみやすいメロディ、『Benefit』の叙情性や凝ったアレンジ、『Aqualung』の聴かせどころを絞った明快さ、そしてジェフリー・ハモンドと、これまでに培ってきたものをひと…
1971年3月19日リリース、JETHRO TULLの4thアルバム。 音楽的には前作を引き継ぎつつ、ひとつひとつの楽曲に投入する要素を絞ってより明快に仕上げた傑作。「Aqualung」「Locomotive Breath」といったハード・ロックの名曲、フォークタッチの魅力的な小曲たち…
1969年7月25日リリース。イギリスのバンドJETHRO TULLの2ndアルバム。 JETHRO TULLのアルバムではじめてイアン・アンダーソンが全曲の作詞作曲を手掛け、前作の延長線上にあるブルース調のヘヴィ・ロックからフォーク色の強いトラックにクラシックの翻案など…
1984年にJettisoundz VideoからリリースされたHAWKWINDのライブビデオで、同1984年3月イプスウィッチのGaumont Theatreでのステージの模様を収録している。再生時間は55分程度。 おそらくHAWKWINDのライブ映像のなかで最もはやく販売されたもので、翌1985年…
1975年5月にリリースされたHAWKWINDの5thアルバム。 UKアルバム・チャートで13位を記録し、最高傑作に挙げるファンも多い彼らの代表作のひとつ。当時国内盤もリリースされ、邦題は『絶体絶命』だった。 デイヴ・ブロック Dave Brock:Guitar, Synthesiser, B…
2005年から翌年にかけてリリースされたイギリスのハードロック・バンドRAINBOWのライブ映像。 1977年10月20日ミュンヘンのOlympiahalleでの公演をおそらくフル収録しており、もともとはドイツのテレビ番組Rockpalast用に撮影され長らくブートレグの定番だっ…
1972年10月リリースの4作目。 レコードのA面とB面がそれぞれひと繋がりの組曲のような作りになっているアルバムで、各楽曲は単体での完成度以上にアルバム内での役割を重視した作曲および編曲がなされている。 ぱっと聴きこれ以前の3枚と今作でサウンドが大…
1973年リリース、テキサスはダラス出身の歌手B.W. スティーヴンソンの3rdアルバム。 プロデュースはデヴィッド・カーシェンバウムで、ハリウッドのRCA Victor's Music Center Of The Worldで録音された。スティーブンソンの自作3曲を除いてジム・ゴードン、…
1974年11月リリース。レコード2枚組の大作ではあるが、これまでのいわゆる「長尺曲」がほぼなくなり基本的に明るめでポップな歌ものが全編を占めている、と言えなくもない。 明るめでポップというより不思議でぶっちゃけ変、すごくおもしろいけどその実よく…
1973年9月リリースの5作目。演劇的、幻想的でありつつ表面的な毒々しさは薄まった、明快で美しい旋律をもつ親しみやすい作品。 前作までの荒々しさは力強さとそれに裏付けられた端正さへと昇華され、これまで以上に表現の一つ一つや楽曲展開が磨かれた結果『…
『続・夕陽のガンマン』(伊: Il buono, il brutto, il cattivo、英: The Good, the Bad and the Ugly)はセルジオ・レオーネ監督、西ドイツ・イタリア・スペイン共同制作による1966年公開のマカロニ・ウェスタン映画。テクニスコープ/テクニカラー。 南北戦…
PENTATONEレーベルによる、Deutsche Grammophonが70年代に制作したマルチチャンネル録音をハイブリッドSACDで復刻する『Remastered Classics』シリーズの1枚。 1972年1月、Boston Symphony Hallにおける録音。当時28歳のマイケル・ティルソン・トーマスとボ…
1984年発表のマイク・オールドフィールド9枚目のアルバム。タイトルはジャケット表に『Discovery』、背と裏には『Discovery And The Lake』と表記されている。前作B面、特に「Moonlight Shadow」の成功で手応えを掴んだであろうマイクがより大人向け風な歌も…
1982年発表。アメリア・イアハートを想起するジャケット・イラストや「Taurus II」「Orabidoo」「Five Miles Out」といった各楽曲に共通する主題・歌詞から旅にまつわる希望や喜びそして恐怖といったテーマがおぼろげに浮かび上がってくるアルバム。 プロデ…
1978年リリースの4thアルバムで、レコード2枚組の大作。3年前の前作『Ommadawn』はLP両面ともはっきりとした序破急の展開を持つ密度の高いタイプの傑作であったが、こちらはいくつかの主題をじっくりと反復しつつレコード4面かけてじわじわ深まっていくタイ…
1975年発表の3rdアルバム。魅力的な主題や展開が散りばめられつつも楽曲構成そのものはこれまでより簡潔でキャッチーにまとめられた充実した作品となっており、最高傑作に挙げられることも多い。
1974年リリースの2ndアルバム。タイトルとジャケットから連想されるイギリスの自然風景のイメージどおり、トラッド・フォーク色の濃いゆったりとした曲展開が特徴。 ただし牧歌的で穏やかな曲調にあっても常に一抹の寂しさというか諦観のようなものがつきま…
1973年発表、マイク・オールドフィールドとVirgin Records双方にとっての“Virgin Release”である記念碑的作品。レコード片面1曲の2パート構成で、両パートとも冒頭で示される旋律がミニマル・ミュージック的反復とカノンや変奏曲を思わせる曲展開によって様…